
スミレ (Sumire) は世にも珍しい日本語向けのカスタムキーボードアプリ ここでいうカスタマイズとはflickやsimejiのような着せ替えではなく、ボタンの配置や動作を自由に変えられることを指す
galaxyを使っていたときはkeyscafeを愛用していたが、最近はgalaxy以外の機種もいろいろ触るようになり、不便! そこで出会ったのがスミレキーボード かれこれ半年ぐらい愛用しているが、もう完全に手放せなくなっている
## インストール Github の Releases か、 Palyストア からインストール。 F-Droid 版もあるが、zenz(とgemma)のビルドに制限があるようでLite版となっているのでnotオススメ。
## 使ってみる 主な魅力はやはりキー配置を自由に設定できること (個人の感想です) だが、ほかにも便利な機能がたくさんある。 項目が多いので、気になったところから適宜のんびり触ってみるのが吉
### カスタムキーボード なんといってもこれ。 列数、行数、キーの大きさ、フリックの動作...など無限の設定ができる。 無限の設定ができすぎてしまい無計画に始めると迷子不可避なので、普通の日本語キーボードをじわじわ改造していくか、打てたい文字を書き出しておく等ある程度設計を考えてから弄りはじめるほうがいい (体験談)。

スミレを開いたら、ナビゲーションバー1番右のカスタムキーボードを開き、右下のプラスボタンから新しいキーボードを開く。
#### テンプレートからつくる
新しいキーボードを開くと、まっさらなキーボードが出てきてしまいゼロからやるのか...と面食らう。
が、魔改造配列をつくりたいわけではなく、普通のキーボードレイアウトをちょっと便利にしたいという場合はテンプレートをベースにラクに作れる。
「テンプレートから読み込む」を押すと、選択肢が出てくるので「かな入力(カーソル)」を選択。
もちろん、ほかのキーボードをベースにする場合はそれを選択。(ただし、「空のフレキシブルレイアウト」は魔界なので注意)
魔改造配列をつくりたいという場合は、諦めてゼロからやりましょう。
#### 通常キー キーの種類は、タップやフリックで文字を入力する「通常キー」と、改行やカーソル移動などのアクションを行う「特別なキー」の2つがある。 「あ」のキーをダブルタップして設定画面を開いてみる。

1. キータイプ 一番上にキータイプの選択があり、「通常キー」となっている。 「特別なキー」に関しては後述。(ぜんぜん難しくはない)
2. 出力文字 まずは主役をみておく。 難しいことはとくになく、見ての通り。

真ん中がタップしたときに出力される文字、上下左右がフリックされたときに出力される文字の設定。 「出力文字」という名称ではあるが、記号でも文字列でも絵文字でもなんでもアリ。 普通のキーボードだと「や」のフリックは括弧の片方だが、どうせ閉じるんだし一気にどっちも出力させる、など。
3. 入力方式 入力方式が「一段フリック」になっているが、基本的にはこれでいいハズ。 "でゅ"など凝った文字列をワンパンで入力したくなったときに二段フリックを使いたくなるが...とにかく覚えられない。 ドーナツは (たぶん) 最近増えた入力方式。 テクニカルな入力ができそうだが、筆者もまだお試し中につき割愛させてもらいます
4. 出力方式 「長押し」に切り替えると、下の入力文字 (「あ」の周りに十字に「いうえお」が書いてある部分) が空になるはず。 たとえばここで、上フリックのマス (「う」があった場所) に「ゔ」を設定すると、上フリックしたまま少しホールドすることで「ゔ」が入力される。
一見、入力の幅が増えて便利そうだが扱いに注意が必要でもあり、筆者はあまり使っていない。 長押し設定の文字は連続入力する際、たとえば長押し入力で「しゅ」を設定し ”シュシュ” と打ちたいとき、に待ちの時間が発生し入力体験がイマイチになってしまう。 せっかくのフリック入力なので、筆者個人としてはパッパッとテンポよく入力したい。
5. キーサイズ設定 キーをキーボードのグリッドいくつ分の大きさにするかの設定。 いろいろ後述。
6. キー表示のラベル その名の通りキーに表示されるラベル。 基本的には、タップしたときになんの文字が出力されるか書いておくのが無難。 とはいえ無刻印に憧れてしまう。
#### 特別なキー 通常キーのほうがいろいろ出来るぶんややこしく、特別なキーは簡単。 単一 (タップのみ) かフリックかを選んで、トグルから機能を割り当てるだけ。

#### キーを配置する キーをいろいろ作っていくうちに、(スマホの大きさとも相談しながら) 行/列がどのくらい必要かわかってくるので、カスタムキーボードのトップ画面から増やしたり減らしたりする。
### 設定 アプリ下部のナビゲーションバーの一番左に設定がある。 とにかく項目とできることが多くハイカロリー。 だが、読めばわかるものが大半なので、適宜じわじわと弄ればOK。
## 所感 そもそも日本語向けのOSSキーボードだけでも珍しい存在なのに、カスタムもできる、設定も豊富、プライバシーも重視と圧倒的。 これ個人開発ってまじか...自分もいろいろ頑張って作ってみようというモチベーションをもらえる。
かな英数字がすべて打てる欲張りキーボードを作ってみました。
両手打ち前提のキーボードで、上がイ段、下がオ段。
引いて (左半分のキーは左フリックで、右半分のキーは右フリックで) ウ段、逆に押すとエ段。
記号類がまだまだなので、盆栽のように育てていきたい。
お気に入りは「xy」キー(拗音ヤ行)